＜ヒトノオモイ＞

令和2年12月31日　社内にて。
社窓からはビル群と阪神高速。例年より勿論、人も車も減少。

この一年を振り返るが、窮状を訴える映像ばかり、本当に切ない。
政府も労苦の日々であるが、暗中模索であろう。

本当の意味での共助と公助が必要とされている。全てが「人の想い」である。
助ける側も助けを求める側も「ヒト」である。だから面倒である。
其々の立場があり、プライドがあり、生活がある。

永遠に答え合わせは出来ないと思料する。

それでも新年は間もなくやって来る。何か薄っすらであるが期待はある。
小さいが我社も十数年の歴史を重ねて来た。
「飛躍の年に」等と言えば、このご時世にと多くの人が蔑むことであろう。
既に世相に負けない努力は皆が行っている。後は「アイデア」である。

一計を案じるのであれば「挑戦」である。笑われても恥じることはない。

九州の離島からこの地へ来たのはもう30年以上前のこと。
多くの失笑と罵詈雑言にも遭った記憶もあるが、謙虚に生き抜いた。

挑戦なくして成功なし。無責任であるが本当である。

偉大さは「強さの中にはない　強さを正しく使うことの中にある」
偉大である人とは「自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている」
つまりは「静かな強さ」である。公助の皆様へ届け。

人生一人一回。歳と経験で人は深くなる。そしてアイデア。最後に謙虚。

分かってることは謙虚に。
分らないことは素直に。

新年まで残り6時間程。
ＦＭから中島みゆき「糸」を誰かがカバーした楽曲。沁みる。
深い、名曲である。（今度カラオケで歌う）

皆様の努力が報われる新年になるよう、心よりお祈りいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役　川邊　源安