バケテヤレ。

<ヒツヨウデアルコト>

令和6年3月31日 社内にて。

今年度、最終日である。
早朝より悪友達と山中で小さな球を追いかけてみた。

数年、言い続けてきた「桜咲く季節」が嫌いであった。
今日はまだ蕾が大半だが疎らに数輪咲き始めている。
無意識に「春やな」と。
オッサン四人で・・はい、チーズ。
遂にこの季節を受け入れる余裕が出てきたのか。

ところが夕方からまた、キーボードを叩いている
余裕のないオッサンである。

原因の一つには高次の欲求が見え隠れする季節だからかも。
勿論、ビジネスである限りマズローではないが
「実現欲求」は誰しもが持ち合わせる。
無論、私にも。
何かを選ぶ時、何に重きを置くのか。
これもまた、人それぞれであろう。
不遇をかこったところで、やはり因果応報である。

ご時世、通信方法は多様であるがやはり膝を付き合わせた対話である。
やはり顔を見れば何かを感じる。シックスセンスである。
併せ、昭和人間である。

電話は未だしも文字伝達の多くは「誤解」を生む性質を秘めている。
語彙力の問題ではあるだろうが、それでも秘めている。

上記は私自身の反省文でもある。
人と関わらなければ、自身も人として成長できない!
と常に言い聞かせるが言動が伴っていない。

変化したい、変化するべき、変化しかない
ザ・田舎者から高校デビューしたように。
サラリーマンから社長へ変化したように!

「化けてやる」

社員は家族であると先人の大手社長が言ったように
私もそれに習いたい。
それを見せるためには化けるしかほかない。

会社は従業員とその家族の幸せを願い
従業員は会社の発展に寄与する。
主権は社員にあり!感慨深い。

人は教えても変わらない。
教えられたことの意に気付くことからしか変わらない。
琴線に響かなければ。

先ずは人を作ることに注力する。
そして次のフェーズは必要とされる人に育てる。
そして居なければ困る人へ変化させる。

そこへ辿り付く為には、全てに「気付いてもらう」
その為の最優先は会社が「化ける」ことである。
社員の「今」を汲み取り、レベルの対話が必要であろう。

人の長所が多く目に付く人は素晴らしい。
洞察力の最上級であると、幾度も記した。
誠意や真心から出た言動は、相手の心を打つとも。
努力は必須ではあるが、指導者の寛容さも必須である。

皆、バケテヤレ!

あなたが・・
どう生きて来たかなんてそんなに興味ないはず。
誰も。
どんな歴であれ、あなたが守りたいものの為に
今からの時間を費やすべき。

どう生きていくか!そこである。

『ありがとうをつなぐ』

設立15周年を迎えたが、私の理念だけは変わらない。

代表取締役 川邊 源安